コース編成

本科コース
対象:写真の心得はあり、更にステップアップを望む人
内容:写真技術と表現、写真の歴史(写真史、作家論)を含め、表現としての写真を学ぶ
目標:個展又はグループ展の開催
期間:2年間

研究科コース
対象:本科修了者
内容:個展開催に向けてテーマ(コンセプト)、撮影、編集を学ぶ
目標:個展開催
期間:自由(2年間で卒業可)

本科コースのカリキュラム(以下は基本です。適宜、内容の見直しを行います)

一年次
第1部 写真表現(撮影)  課題作品(約6ヵ月)、自由作品=修了制作(約6ヵ月)
第2部 写真講義(基礎・理論) 写真の基礎(約3ヵ月)、写真の歴史(海外)(約9ヶ月)
二年次
第1部 写真表現(撮影)  課題作品(約6ヵ月)、自由作品=卒業制作(約6ヵ月)
第2部 写真講義(基礎・理論) 写真の歴史(海外、日本)(約12ヶ月)

本科コースのカリキュラムの狙い

第1部 写真表現(撮影)
「課題作品」の狙い
・撮影の基本を知り、考える力をつける。
・撮影する被写体(モノ、コト)は無数であることを知る。
・小さなことに感じる心、発想の豊かさを身につける。
・同じテーマで個性(自己表現)を出すことを学ぶ。
「自由作品」の狙い
・自己表現としてテーマ(コンセプト)の発想の仕方を学ぶ。
・群写真としての構成力をつける。
・個展またはグループ展のできる作品を作り上げる。
課題作品のテーマは、原則として毎回、異なります。
何のテーマになるかは、その都度発表します(前月)。

第2部 写真講義(基礎・理論)
「写真の基礎」「撮影技術の基礎(技術と表現)」学習の狙い
・写真の基礎、表現を学ぶ。
・撮影技術と表現の関係を学ぶ(被写界深度、画角、構図等)。
・撮影環境と表現の関係を学ぶ(光、影、室内等)。
「写真の歴史」学習の狙い
・「写真史とは、『写真とは何か』という問題を創作の過程で問うた写真家たちの、試行錯誤の道程であるといってよい」(「写真の思想」重森弘淹著より)
・歴史に残る写真・写真家・写真活動を知る。
・写真表現は、常に変わってきていることを知る。
・写真表現は、時代を反映及び先読みしていることを知る。
- 時代がつくった写真、時代をつくった写真 -

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